2010年度の活動記録
大学院・地誌学特別講義(2011.02.19-20)
大学院・流通地域論 土浦巡検(2011.02.18)
第8回地理空間学会例会(2011.1.24)
第5回研究発表会(2011.1.21)
地球学類卒業研究発表会(2011.1.13)
山下亜紀郎先生歓迎会 兼 忘年会(2010.12.16)
第5回日韓中地理学会議(2010.11.7-10)
学類・地誌学野外実験(2010.10.30-11.2)
第3回研究発表会(2010.10.18)
大学説明会(2010.7.30)
サブゼミ(2010.6.25)
第3回地理空間学会大会(2010.6.19-20)
第2回研究発表会(2010.6.15)
専攻説明会(2010.6.12)
大学院・地誌学野外実験(2010.5.23-29)
Tom Waldichuk先生御一行歓迎会(2010.05.14)
大学院・地誌学特別講義(2011.02.19-20)
2月19日,20日に,大学院の地誌学特別講義が開講されました.この授業は,学外の先生をお迎えして行われているもので,本年度は本学出身で成蹊大学教授の小田宏信先生をお迎えして開講されました.
小田先生のご専門は産業経済地理学で,今回は「日本の経済発展と国土空間・産業空間」というテーマで講義をしていただき,多数の院生が出席しました.
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大学院・流通地域論 土浦巡検(2011.02.18)
2月18日に,大学院の流通地域論の授業の一環で,土浦巡検が行われました.この巡検では,城下町である土浦市街地の歴史や変遷について,主に流通地理学の視点で巡りました.また,土浦市立博物館の見学もしました.
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第8回地理空間学会例会(2011.1.24)
1月24日に本学で行われた,第8回地理空間学会例会で,名古屋大学准教授の横山 智先生が講演されました.横山先生は,本分野のOBで,ラオスを中心とした東南アジア大陸部をフィールドに研究をされています.今回の講演は,「東南アジア大陸部の統計未整備地域におけるフィールドワーク調査」という題目で行われ,大変有意義なお話を聞くことができました.
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◆発表要旨◆
博士論文で対象とした統計・地図未整備地域におけるフィールドワークの事例と、異分野の研究者との共同研究を通して意識した人文地理学の特徴と可能性について報告した。
ラオスは、国が管理する公式な統計が不正確であり、大縮尺の地図も作製していない。この問題を克服するため、統計に関しては悉皆調査を行い、地図に関しては歩測による測量およびGPS機を用いた観測によってベースマップを作製した。ベースマップから様々な主題図を描くことができ、主題図の作製および解釈を通してスケール概念の重要性に気が付いた。
就職後は異分野の研究者と共同研究を行う機会が増え、人文地理学の特徴と可能性を意識するきっかけとなった。人文地理学の長所は、地域を機能地域ととらえて地域間ネットワークを解明することができる点、地図によって説得力のある説明ができる点、総合的な見方ができる点、地域の現象を空間スケールでとらえることができる点である。一方で短所は、現状の記述に終始しがちである点、研究成果を地域に還元する視点が弱い点、地域研究の拠点機関に地理学者がおらず地理学の研究成果が参照されにくい点である。
地理学特有の総合的な見方は、近年の分野の細分化によって失われつつある。地理学のユニークさを維持するためにも、自然地理を含めた幅広い知識を身につけ、よりエリア・スペシフィックな見方ができるようになる必要がある。また、ファクト・ファインディングで終わらず、現状の記述を理論的に説明する必要がある。こうした努力の積み重ねが、さらなる地理学の強みに結びつくのではないだろうか。
なお,例会終了後は懇親会が行われました.
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第5回研究発表会(2011.1.21)
1月21日に,第5回研究発表会が行われました.本分野からは,博士前期課程2年の5名(福田,遠藤,津田,常木,菱沼)が修士論文最終発表を、博士後期課程3年の1名(橋本)が発表を行いました.
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修士論文提出は2月4日となっています.
地球学類卒業研究発表会(2011.1.13)
1月13日に,地球学類の卒業研究発表会が大学会館にて行われました.地球環境学主専攻ではポスター発表が行われ,本分野の卒論生も発表を行いました.
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山下亜紀郎先生歓迎会 兼 忘年会(2010.12.16)
12月1日に本分野の助教として着任された山下亜紀郎先生の歓迎会が実施されました.今回の歓迎会は,年末ということで忘年会を兼ねて行われ,本分野に加えて人文地理学分野,空間情報科学分野と合わせて50人ほどが参加しました.
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山下亜紀郎先生の研究テーマや研究業績は,教員・スタッフ紹介,および山下亜紀郎先生のホームページをご覧ください.
第5回日韓中地理学会議(2010.11.7-10)
11月7日~10日の4日間,東北大学にて第5回日韓中地理学会議が行われ,本分野のスタッフ・院生4名が発表を行いました.
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学類・地誌学野外実験(2010.10.30-11.2)
10月30日~11月2日に,手塚教員と兼子教員が富山県および岐阜県の庄川流域において地球学類開設の地誌学野外実験を行いました.
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第3回研究発表会(2010.10.18)
10月18日に,第3回研究発表会が行われました.本分野からは,博士前期課程2年の5名(福田,遠藤,津田,常木,菱沼)が修士論文中間発表を行いました.
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修士論文の最終発表は1月20~21日,修士論文提出は2月初めの予定となっています.
大学説明会(2010.7.30)
7月28~30日の3日間,筑波大学では大学説明会が行われました.
午前中は学類や各専攻に関する説明,在学生による学生生活についての紹介が,午後は地球学類各分野の研究紹介が行われました.
本分野でも,人文地理学分野・空間情報科学分野と合同で企画・展示を行いました.
当日は強い雨風の悪天候にもかかわらず,地球学類を受験すると決めて勉強中の高校3年生から,大学の雰囲気を見学に来たという高校1年生まで,たくさんの高校生に参加していただきました.
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なお,地球学類地誌学分野の紹介についてはこちらをご覧ください.
サブゼミ(2010.6.25)
6月25日に,毎年恒例のサブゼミが行われました.
前期課程2年生は修士論文の中間報告と今後の予定を,それ以外の人は夏休みの研究計画を発表しました.
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サブゼミ後は,暑気払いが行われました.
また,4月に教授に昇任された呉羽先生のお祝いが行われました.
第3回地理空間学会大会(2010.6.19-20)
6月19,20日に神奈川大学横浜キャンパスにて第3回地理空間学会が行われ,本分野の教員・院生が参加いたしました.
19日には,口頭発表,ポスター発表などが行われ,本分野からは呉羽教授が口頭発表を,院生3名がポスター発表を行いました.
また,夜には懇親会が行われました.
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20日には,横浜市中心部(中華街,みなとみらい地区など)において巡検が行われました.
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第2回研究発表会(2010.6.15)
第2回研究発表会が,6月15日に行われました.本分野からは,博士後期課程
3年の橋本暁子さんが,博士論文中間発表を行いました.
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次回の研究発表会は10月に予定されており,修士論文の中間発表を中心に
行われる予定です.
専攻説明会(2010.6.12)
"博士前期課程 地球科学専攻 地球環境科学領域"
および
"博士後期課程 地球環境科学専攻"
の専攻説明会が行われました.
説明会の前半は,全体説明が行われました.昨年と会場が変わり,より広い会場となりましたが,今年も多くの方に来ていただきました.また,後半は分野ごとの説明が行われ,地誌学分野は人文地理学分野
と合同で説明会を行い,先生や院生と直接話ができる場を設けました.
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なお,今年度の博士前期課程8月期入試が8月17日,18日に,博士後期課程入試が2月2日に行われます.入試について詳しくは,こちら(人文地理学研究グループ),または ,こちら(地球環境科学専攻)をご覧ください.
大学院・地誌学野外実験(2010.5.23-29)
5月23日から29日までの1週間,長野県須坂市において地誌学野外実験を行いました.今回の調査は,須坂市誌編さん事業の調査を兼ねており,前年度に行われた調査に続いて2回目の調査となりました.
現地調査に際しては、地域の皆様から多大なるご理解とご協力を賜りました.厚く御礼申し上げます.
なお,今回の成果は地域研究年報第33号として2011年2月に発刊されるとともに,須坂市誌(地誌編)にも活かされる予定です.
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Tom Waldichuk先生御一行歓迎会(2010.05.14)
カナダのトンプソン・リバーズ大学から,Thomas C. Waldichuk先生と学生の皆さんがつくばを訪問されました.
Tom先生は,本学の巡検にも参加されたことがあるなど,筑波大と関係の深い外国人研究者のお一人です.今回は,学生を連れた日本巡検の中で,筑波山などを訪問されました.
また,夜には歓迎会を行い,本分野の院生も参加して国際交流を行いました.
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活動記録