流域環境データマップ
このページでは、日本の一級水系109流域(注1)を対象に、メッシュ単位で提供されている人口、土地利用、標高、降水量などに関するデータを流域ごとに集計して地図化し(注2)、流域環境データマップとして公開しています(注3)。
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流域水需給データマップ(旧バージョン)はこちら。
注1:長良川水系と木曽川水系は別の流域として扱った。本明川水系は流域面積が非常に小さいため対象外とした。
注2:沖縄県には一級水系がないので対象外とした。
注3:各マップ項目の集計法などの詳細は,下記の参考文献(山下ほか,2019;山下,2019など)を参照ください。
<人口>
<土地利用>














<地形>
<水需要>
使用データ一覧
流域界
国土数値情報流域・非集水域メッシュ
人口
国勢調査地域メッシュ統計(1985年)
国勢調査地域メッシュ統計(1995年)
国勢調査地域メッシュ統計(2005年)
国勢調査地域メッシュ統計(2015年)
土地利用
国土数値情報土地利用3次メッシュ(1987年)
国土数値情報土地利用3次メッシュ(1997年)
国土数値情報土地利用3次メッシュ(2006年)
国土数値情報土地利用3次メッシュ(2014年)
地形
国土数値情報標高・傾斜度3次メッシュ
国土数値情報河川データ
降水量
国土数値情報平年値メッシュ(1981~2010年)
その他
国土交通省HP『日本の水資源』
国土交通省HP『日本の水資源の現況』
付記
本データマップのための流域データベースは、筑波大学大学院生命環境科学研究科の岩井優祈氏、川添航氏、佐藤壮太氏、鈴木修斗氏、石坂愛氏、金延景氏に作成していただいた。
本データマップは、平成29~31年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)「市街地内農業用水の適正な利用と維持管理に関するガバナンスの構築(代表者:山下亜紀郎、課題番号:17K03236)」、および平成24~26年度日本学術振興会科学研究費補助金若手研究(B)「水資源再編期における流域圏水需給システムの適正化(代表者:山下亜紀郎、課題番号:24720371)」、東京大学空間情報科学研究センターの空間データ利用を伴う共同研究(No.444)の成果の一部である。
参考文献
山下亜紀郎・岩井優祈・川添 航・佐藤壮太・鈴木修斗(2019)「日本の一級水系109流域の形状比と起伏量比」『人文地理学研究』39,19-26.
山下亜紀郎(2019)「メッシュデータを用いた流域環境解析―土地利用と水需給に着目して―」『環境科学会誌』32,36-45.
山下亜紀郎・金 延景・石坂 愛(2015)「GISとメッシュデータを用いた日本の一級水系の流域特性分析」『人文地理学研究』35,1-14.
山下亜紀郎(2013)「水需給ポテンシャルの変化からみた日本の一級水系流域の地域的傾向」『GIS―理論と応用』21,107-113.
山下亜紀郎(2006)「日本の一級水系における流域特性とその地域的傾向」『東京大学空間情報科学研究センターディスカッションペーパー』79,1-6.
山下亜紀郎(2004)「日本の主要流域における土地利用特性とその地域差」『地理情報システム学会講演論文集』13,79-82.
データのダウンロードはこちらから
(GIS用shpファイルとデータベースのxlsファイル)
※shpファイル(japan_bp.shp)の「basincode」と、xlsファイルの「データベース」シートの「河川コード」をテーブル結合してください。