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筑波大学大学院生命環境科学研究科博士後期課程「地球環境科学専攻」・博士前期課程地球科学専攻「地球環境科学領域」

人文地理学分野

地表面における人間活動が創りだした空間的特性を自然環境との関わりを含めて総合的・系統的に研究することを目的とする.都市,農村,社会・経済活動,交通,環境と人間などの諸課題に対し,野外での臨地調査に基づく実証的な手法を中心に,統計的分析や資史料の検討を通して多面的に研究を進めている.

  • 1)都市と農村における地域構造の解明に関する研究
  • 2)農業・農村の接続的システムに関する研究
  • 3)都市における社会・文化地理学的研究

地誌学分野

国際秩序の再編,技術革新の進行等の諸要因が作用する下,現代の経済社会における地表空間利用の変動とそれに伴う諸問題を,地域生態論や経済立地論等の枠組みから解明する.その際,日本・アジア・ヨーロッパ・アメリカ等におけるさまざまな地域を適切な空間スケールで取り上げて実態分析に取り組んでいる.

  • 1)農業地域の地域生態論的研究
  • 2)政治・行政地域システムの変容に関する研究
  • 3)農山村空間における共生的環境利用に関する研究
  • 4)産業経済活動の空間動態および地域産業振興に関する研究

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地形学分野

極地から熱帯まで広く地球上の陸域を対象に,山地・河川・海岸などの地形が形成される過程,また予測される将来の地形変化に関して,野外調査・観測および室内実験の両方から研究している.

  • 1)岩石風化および斜面プロセスの研究
  • 2)周氷河環境とプロセスの研究
  • 3)海岸・河川環境とプロセスの研究
  • 4)風化・侵食・堆積速度の研究
  • 5)気候変動に伴う地形環境変化の予測

水文科学分野

フィールド調査を基本とし,水文・気象・生態学的な観測機器,安定同位体や放射性同位体などのトレーサーを利用して,水の循環過程(降雨-流出,蒸発散,地下水涵養,土壌水浸透など)とそれに伴う物質(汚染物質,無機溶存成分,二酸化炭素など)の輸送現象を取り扱っている.

  • 1)水循環における素過程(降雨-流出,浸透,蒸発散など)
  • 2)地下水流動システム
  • 3)陸面における水収支・熱収支・物質収支
  • 4)水質形成と水質汚染問題

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大気科学分野

現地での観測,種々の気象データ解析およびモデルを用いた数値シミュレーションの手法を用いて,局地スケールからグローバルスケールまでのさまざまな気象・気候現象に関する研究を行っている.

  • 1)大気大循環と気候形成・変動の機構解明
  • 2)地球・大陸規模のエネルギー・水循環変動の機構解明
  • 3)地域・局地スケールの大気現象に関する観測的・理論的研究
  • 4)天気予報・気候予測のための基礎的研究
  • 5)人間活動と気候環境の相互作用や地球温暖化影響に関する研究

空間情報科学分野

地理情報システム(GIS),リモートセンシング,およびフィールドワークによって,地球表面の自然的・人文的現象をデータ化・解析し,地域の特性・構造,生態系,環境変化等を明らかにする.自然環境と人文現象に関する諸資料の入手と作成の方法,各要素の相互影響関係の調査法,それに基づく環境評価・予測法,および地理情報システム(GIS)を活用した地域分析手法や空間的モデリングに関する研究を行っている.

  • 1)地理情報システム,地域分析,土地利用分析
  • 2)計量・交通地理学,農業・農村地理学
  • 3)フィールドワークにおけるGISの活用

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連携大学院方式 陸域水循環システム分野

水文気象観測データの解析,野外観測,実験などのデータや方程式系に基礎をおく数値モデルを用いた数値実験,衛星画像などリモートセンシング技術を用いた実態把握などの方法により,陸域での水循環現象とその長期変動を取り扱っている.

  • 1)水循環過程のスケール論的研究(現象解明・長期予測)
  • 2)降雨・流出・氾濫過程の数値モデルによる研究
  • 3)リモートセンシング技術を用いた災害情報の抽出

連携大学院方式 海洋・大気相互システム分野

海洋と大気をひとつのシステムとして捉え,海洋と大気における個々のプロセスを十分に理解した上で,大気・海洋結合モデル(気候モデル)などの数値モデルを用いて両者の相互作用を研究する.

  • 1)モンスーンとその年々変動の数値モデリング
  • 2)気候変動における海洋循環の役割の数値的研究
  • 3)エルニーニョ南方振動や十年スケールの大気海洋相互作用の数値的研究

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