[設問1]
20世紀の環境研究の中で最も大きな進歩はなにか?
その選定理由も併せて述べること。
環境問題意識の発生その事自体 12 観測・測定技術の向上とそれによる環境観の変化 12 エネルギー研究 (省エネ、自然エネルギー、ハイブリッドカー) 10 有害化学物質による汚染の発見と対策 9 温暖化の発見と対策 7 資源利用の有効化 4 オゾンホールの発見と対策 4 長期的視野に立った科学技術研究の出現 3 地球規模の環境概念の出現 3 自然保護 2 諸科学分野の融合・ボーダーレス化 2 海水の淡水化プラントの開発 1 共生思想の出現 1 砂漠化の発見と対策 1 地球をシステムとして捉える思想の出現 1 情報網の整備 1 公害対策 1 精神分析学・心理学の進歩 1 石油エネルギーによる物質的生活環境の向上 1 遺伝子組換技術 1 ない 1 わからない 3
[設問2]
21世紀の環境研究はどうあるべきか、どうしたいか?
次のキーワードのいずれかを用いて(複数選択可)述べること。
キーワード: 科学技術,人文・社会的側面,共生,改造・制御
人間と環境の共生へ向けた科学技術研究 16 政治・倫理・教育など(科学技術というハードに対する)ソフトに関する研究 15 研究者から一般市民への情報公開とアカウンタビリティーの向上 14 科学・技術的側面と人文・社会的側面を兼ね備えた総合的(論理和的)研究 7 グローバルな循環・バランスに関する研究 6 環境回復技術 4 人間よりも環境の保護を重視した研究 4 意識改革 4 遠い将来を見据えた研究 3 学際的(論理積的)研究 2 新たな環境問題を未然に察知する研究 2 人間活動の制御を可能にする研究 2 自然環境の仕組みを理解し、それを制御できるような研究 2 自然の改造・制御 1 自然の改造・制御という方向性の否定 1 リサイクルの研究 1 発展途上国における研究 1 予測モデルの構築とその精度向上 1 革命的な技術の進歩 1 長期的問題と緊急的課題の2つの視点を持った研究 1 総合的・複眼的視野を持った研究 1 様々な問題に対する適正な資金配分の出来る体制 1 環境ビジネスの促進とそのための法整備 1 自然界と人間社会の境界を明確にする研究 1 自然への依存度の低い、自然から脱却した人工的社会環境の構築 1 遺伝子組換による生物保全 1
[設問3]
環境科学共同セミナーに望むこと
- 話題 (5段階評価)
- 内容 (5段階評価)
- その他
- 院生の意見など刺激になるセミナーを望む。 (2)
- 一般論ではなく、先進的な見地・概念を学びたい。 (2)
- 事例は少なくても良いので、具体的にじっくりと聞かせて欲しい。 (2)
- 最先端のものだけでなく、review的なものも望む。
- 世界の第一線で行われている研究について知りたい。
- 様々な分野の講演を聞きたいので、偏りを少なくして欲しい。
- 発表者の研究に対する考えや、研究者の道を選んだ理由を知りたい。
- 知識だけでなく、研究の現状(問題点・裏事情など含めて)を知りたい。
- 文理境界の話題を増やして欲しい (e.g. 農村・発展途上国の利益・不利益, コスト問題, 企業・行政との協力, 情報公開)。
- 社会の現状を知る機会を増やして欲しい。
- ディベートみたいなものも望みたい。
- 専門用語ばかりでなく、一般の人にも分かり易い内容にして欲しい。
- より幅広い分野の知識が必要で、可能ならばそれをまとめてくれる人が欲しい。
- 内容をフォローできるよう、予習の手がかりを示して欲しい (e.g. 参考図書, 配布プリント, 画像の多用)。
- もっと生活に密着した話題を重視して欲しい。
- 人間の心の病理・闇から環境についてアプローチする必要もあるのでは?
- このようなものをなぜ4研究科共同セミナーにしているのか理解できない。他学部からの受講生のことなど何も考えてはいないのではないか?