第4回 気候形成・変動機構研究連絡会

※2021年度については、2021年11月25日に京都大学防災研究所の主催で開催される(オンライン)異常気象研究会と共催の形で実施します。

たくさんのご参加お待ちしております。

聴講希望等の詳細は京大防災研HPをご覧ください。


プログラム

セッション1「夏季の循環変動」座長 直江寛明 10:00~11:45

  1. 佐藤均・佐藤大卓・後藤敦史・小野茉莉花・竹村和人 2021年夏の大気循環場と日本の天候
  2. 竹村和人・中江祥浩・藤原義寿・佐藤大卓・佐藤均・後藤敦史 2021年の西日本での記録的に早い梅雨入りと関連する大気循環場の特徴
  3. 植田宏昭・本田明治・倉持将也・井上知栄・高谷康太郎 2021年8月の記録的大雨をもたらした寒冷渦と熱帯起源のテレコネクション
  4. 山田将喜 夏季に日本を通過する大気の川に対する台風の遠隔影響
  5. 天野未空・立花義裕・安藤雄太 災害級の冷夏が近年発生していない理由とは?
  6. 直江寛明・榎本剛・今田由紀子 北半球夏季のダブルジェットと移動性擾乱
  7. 茂木厚志・渡部雅浩 夏季極前線ジェット上の準定常ロスビー波列の力学

セッション2「冬季の循環変動」座長 菅野湧貴 13:00~14:45

  1. 倉持将也・植田宏昭 対流熱源の位置の差異による冬季北西太平洋における2種類のテレコネクションパターン
  2. 塩崎公大(九州大応力研)・榎本剛・高谷康太郎・時長宏樹・森正人 ENSO発生時における2種類の冬季遠隔影響 ーd4PDFを用いた評価ー
  3. 谷田貝亜紀代 弘前の雪と水蒸気の同位体比からみた2020/2021冬季モンスーンの特徴
  4. 富田涼介・榎本剛 2020/2021年度冬季における降雪量と爆弾低気圧の関係
  5. 平田英隆・川村隆一・野中正見 黒潮大蛇行に対する爆弾低気圧の応答プロセス
  6. 春日悟・本田明治・浮田甚郎・山根省三・川瀬宏明・山崎哲 寒冷渦を抽出・追跡する新手法の紹介と日本域へ到来する寒冷渦の経路の調査
  7. 土井威志 SINTEX-F季節予測システムでみた日本の2ヶ月先の月平均気温の予測可能性

セッション3「成層圏変動とその影響」座長 山﨑哲 15:00~16:15

  1. 木下武也・荻野慎也・鈴木順子・城岡竜一・杉立卓治・清水健作 大型ゴム気球を用いた成層圏上層の多地点・定常観測網の実現に向けて
  2. 河谷芳雄・堀之内武・佐藤尚毅 上部対流圏-成層圏の温暖化レスポンス差が日本周辺の気候場に与える影響
  3. 野口峻佑・小寺邦彦・水田亮・行本誠史 2019/2020年冬季の成層圏周極渦強化状態とその対流圏・海洋への影響
  4. 佐竹陸・廣岡俊彦・江口菜穂 2020年南極オゾンホールの長期間維持について
  5. 中村東奈・廣岡俊彦・秋吉英治 オゾンを同化した初期値を用いた化学気候モデルによる春季南半球オゾン場および力学場の予測可能性について

セッション4「同化・力学・予測可能性」座長 榎本剛 16:30~17:45

  1. 中下早織・榎本剛・竹村和人 気象庁GSMを用いた2019年台風第19号の再予報実験
  2. 本田匠・佐藤陽祐・三好建正 雷観測の観測システムシミュレーション実験: 2017 年九州北部豪雨事例
  3. 小笠原宏司・榎本剛 計算量を削減したガウス型RBF浅水波モデルの性能評価実験
  4. 菅野湧貴・岩崎俊樹 MIMに基づく大気エネルギーサイクルの将来変化
  5. 山崎哲・野口峻佑 両半球での2019年成層圏突然昇温のLETKF再解析システムでの再現性