気候形成・変動機構研究連絡会連「夏の特別編」

当連絡会では、2019/2020の大暖冬や令和2年7月豪雨・長梅雨を始めとした夏と冬の気候変動に焦点を当てて、熱帯中高緯度相互作用、大気海洋陸面相互作用といった分野横断的な視点で幅広く議論することを目的に、以下の日時にオンラインの臨時研究会を開催しました。今回は初めてのオンライン開催ということで、参加者は研究会の世話人とその関係者(学生や研究員なども含む)に限らせていただきましたが、総勢61名の参加をいただき、活発な議論(終了予定時刻+1時間)を行うことができました。

日時:2020年8月26日(水)13:00〜16:00

方法:オンライン(zoom)

13:00〜13:10   大暖冬および豪雨・長梅雨を通してみえてきた議論のポイント(植田)

《セッション I》司会(立花)

13:10〜13:30   小坂 優「d4PDFにおける経年変動シルクロードパターンの再現性と潜在的予測可能性」 

13:30〜13:50   倉持将也(筑波大M1)「気候モデルによる2019/2020大暖冬再現実験」

13:50〜14:10   本田明治「2020年の梅雨前線にかかわる北極寒気」

14:10〜14:20   松本淳「フィリピン周辺の諸現象(仮)」

-----休憩----- 

《セッション II》司会(梶川)

14:30〜14:50   横井幹大(筑波大M1)「Multi-Trans Basin Interactionから見た令和2年夏の多雨」

14:50〜15:10   宮本 歩(東大先端研) 「21世紀初頭の東シナ海における温暖化の停滞」

15:10〜15:30   今田由紀子・川瀬宏明 「2019/2020大暖冬および令和2年7月豪雨のイベント・アトリビューションの計画」

15:30〜15:40   高谷祐平「2020年初夏の東アジア多雨とインド洋の関係」

15:40〜16:00   追加発表、自由討論

closing(立花・谷本・植田)