那須扇状地と下野山地の境には関谷構造線が北北東−南南西方向に走っており、西側が隆起、東側が沈降することにより那須扇状地が形成された。この関谷断層は活断層で、江戸時代初期の日光地震 (1683年) の際に断層崖下の古関谷宿に被害を及ぼしたという。
塩原町関谷付近では断層崖がきれいに残されており、50mメッシュDEMによっても確認できる (CG−右)。断層崖上には展望台があり、全体とはいかないまでも那須扇状地を見晴らすことができる (写真−上)。 |
関谷周辺地形のイメージCG 黄色逆三角形は展望台の位置を示す。 |