平成14年度 水文学野外実験A (筑波大学自然学類)

蛇尾川伏流地点
 那須扇状地のほぼ中央を縦断する蛇尾川は、通常、山地から流れ出てまもない塩原町蟇沼付近で伏流し、大田原市今泉付近で再湧出する。伏流・再湧出のポイントは流域の水分状況によって移動し、多雨期や豪雨直後にはほとんど伏流しないこともある。
 2002年10月末の調査時には、県道30号 (矢板那須線) と交差する塩那橋の上流側で少なからぬ量の水流が認められたが (写真−上)、100mと距離を隔てない橋の下流側で地中へと吸い込まれるように消え失せた (写真−右)。

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