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各地点の地上1mにおけるδD値を下の図に記入し、値の大小をシンボルの大きさや色を変えて表現せよ。また、分布の特徴やその成因について考察せよ。
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Keeling Plot (縦軸にδD、横軸に混合比の逆数をとったグラフ) を作成し、データが直線上(複数でも可)に分布するようであればその一次回帰式を求めよ。この際、万博記念公園の値は異常と思われるので除外すること。また、30mタワーの値は広域を代表するものと考え、複数の直線で回帰する場合は全ての直線が通るようにすること。
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3 |
Keeling Plot 上の回帰直線の切片はローカルな水蒸気源の同位体組成を表す。以下の値も参照しながら、霞ヶ浦-つくば地域における大気水蒸気の供給・輸送・混合過程について考察せよ。
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場所 | δD (‰) |
田面水(桜川低地) | -39.7 |
霞ヶ浦湖水(水郷公園) | -36.9 |
霞ヶ浦湖水(歩崎公園) | -32.6 |
霞ヶ浦から蒸発した水蒸気* | -90〜-100 |
* 湖面上の相対湿度を85%と仮定して、Craig-Gordonモデルにより算出。
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