2009年度 地球学類 「水文科学野外実験A」

内容

山中湖およびその周辺域の水文環境調査.富士山で涵養された地下水がどの様にして山麓付近で湧水として地表面に現れるのか,山中湖との関係は?既存資料に加え,現地調査を行うことで,水文調査の方法論を学ぶと共に,その謎に迫る.

無事終了.最後の日だけ富士山が見えました.


スケジュール

 
2009/8/24 (月)
 14:00 山梨県立富士ビジターセンター集合・ジェネラルサーベイ
8/25 (火)
 午前:浸透能試験@富士山須走口5合目
 午後:浸透能試験@泉水湧水,忍野八海水質測定・流量観測
8/26 (水)
 午前:山中湖周辺域の河川観測
 午後:山中湖湖水調査
8/27 (木)
 午前:とりまとめとグループごとの発表.昼食後解散




調査地点概略

    
山中湖周辺拡大図


担当
杉田倫明・戸崎裕貴・李 盛源・岩上 翔(教職員),稲葉 茜・宮野 愛子(TA)

参加者
地球学類2年生+3年生  26名


参加者への連絡事項

 
 
流量観測(忍野八海・阿原川,新名庄川との合流地点)) ワカサギ釣り用ボートでの山中湖調査 班ごとの調査結果発表
忍野八海・濁り池での水質調査 浸透能調査 忍野八海・銚子池底で観察される砂を巻き上げての湧水噴出



参考書・資料集・実験用データ

参考書:以下の2件.
(1) 日本大学文理学部地球システム科学教室編 (2006): 「富士山の謎をさぐる.富士火山の地球科学と防災学」 築地書館,214p.
(2) 杉田倫明・田中正編著・筑波大学水文科学研究室著 (2009): 「水文科学」.共立出版,296p.

実験資料集・データ: WebCTよりダウンロードできるようになっっています.

WebCTは筑波大学学術メディアセンター提供のe-learning system.筑波大生は入学と同時にアカウントをもらっているので、以下のページにアクセスして、「自然学類水文科学実験」をコースとして登録すること.

http://elserv1.cc.tsukuba.ac.jp:8900/webct/public/show_courses.pl

WebCTの利用方法
「コース追加」をクリックすると下の様にコース一覧が表示される.「自然学類水文科学実験」を見つけ,その右側の鉛筆型のアイコン(セルフ登録)をクリックすることで、コースに登録され、内容が閲覧できるようになります。


wbct1


WebCTへのログイン
WebCTにid=「s+学籍番号下7桁」, password=筑波大の統一認証パスワードでログインする.

この処理をすると、下の画像のように「Last Nameを入力してください」というような画面が出ますので名字を入力して先に進むようにしてください.


wbct2

登録ができたら講義資料をクリック.資料をダウンロードすること.


不明な点は杉田(内線2537またはメールにて))まで