日下先生とは?

 背は低いが志は天より高く持たれている先生です。世界のKUSAKA Lab.になることを目指して日々スケジュールをギッシリにしながら忙しく走り回られています。明るく陽気でフレンドリーで笑顔が大変素敵な先生です。さらに大変学生、秘書さん思いで、学生一人一人を気にかけ意思を尊重し、秘書さんへの気配りも大切にされています。そのためか学生との話に夢中になってしまうと、数時間があっという間にたっていることもあります。愛妻家であることも大変有名な話です。思い立ったら即行動な先生ですので、ときどきむちゃなことをぽーんと言ってきますが、全部学生を思ってのことだと信じ学生達が必死にこなしている姿を所々で見かけます。繊細な一面もありますので、先生には心からの笑顔で接することがよい関係を築く大きな一歩になるでしょう。

(文責:古橋奈々・倉持彩花)

 「日下先生のお姿を見ると、なんだかこっちまで明るい気分になるんですよね」とは、ある筑波大学職員さんの一言です。いつも明るく笑顔を絶やさない、小柄な身体からは想像もつかないほどエネルギッシュ。日下先生はそんな先生です。

 日下先生は、都市気候と数値モデルの専門家として知られています。特に、ただ一人の日本人としてWRFモデルの開発プロジェクトに参加し、都市キャノピーモデルを開発、これがWRFモデルで最初の都市スキームとして採用されていることで有名です。 *WRFモデルとは、米国で開発された世界で最も広く使われている領域気象モデルのことです。

 査読付き論文の数は78、ISIのweb of scienceに登録されている国際誌からの被引用回数が300回(Google Scholarでは600回)を超える筆頭論文(Kusaka et al. 2001)を持つ、世界的な研究者です。この論文は、Boundary-Layer Meteorology (Springer)にこれまでに掲載された全ての論文の中で、2013-2014年の期間で、最も多く引用された論文として知られています。 近年では、国際都市気候学会で日本人唯一の理事に選出されました。

 海外の研究機関との共同研究も活発に行っています。WRFの開発機関であるNCARとの繋がりは今も強く、他にも台湾やベトナムといったアジア各国との連携も精力的に進めています。これまで日下研究室では5ヶ国から留学生を受け入れており、これからその数はますます増えて行く予定です。

 国内でのアクティビティーの高さにも、目を見張るものがあります。常に複数の政府機関委託プロジェクトを掛け持ちし、また民間企業や地方自治体との共同研究も精力的に行っています。特に民間企業との連携は気象分野ではめずらしく、民間企業からの高い信頼を感じます。

 日下先生の研究テーマは都市気候や数値モデルだけではありません。国内外の様々な繋がりを通して行う研究は極めて多岐に渡り、小さなスケールでは大気境界層や局地気象、大きなスケールでは地球温暖化までこなします。「天気図の範囲内なら基本的に何でもOK」というのが、先生の研究守備範囲です。これは基本的に「日本の身近な気象」をさす事になるのですが、親近感があるので学生にとっては取り組みやすいテーマです。日下先生のフレンドリーさと身近な研究テーマが相まって、日下研究室にはたくさんの学生が様々な興味を持って集まってきます。その数なんと24人!(2013年12月現在) そんな大所帯の日下研ですが、日下先生は常に学生ひとりひとりのベストを思って、日々奔騰しています。

(文責: 鈴木パーカー明日香)