日下先生が編集代表を務めた著書、「日本気候百科」が、2018年1月30日に出版されました。


   

  【本の構成(目次より抜粋)】

  ・気候とは

  ・日本の気候概要

  ・日本各地の気候

  ・気候の調査方法

  ・日本の気象観測の現状

  ・地上気象観測方法とデータ利用上の注意点

  ・データの空間代表性

  ・気候をより深く理解するために

                     ・・・など


 


本書の特徴

 日本は春夏秋冬の四季の移り変わりがありますが、日本列島は北から南へと細長く、緯度の差が大きいことや、起伏に富んだ地形のため、気候に大きな地域差があります。日本の大部分は、ケッペンの気候区分でいう温帯の温暖湿潤気候区に属しています。一国の領土内に北海道のように亜寒帯に属する地域、南西諸島の一部のように熱帯に分類される地域も含む国家は珍しく、こうした地域ごとの気候の大きな違いが日本の気候の特徴です。これまで日本の気候は、北海道気候、太平洋岸気候、日本海岸気候、内陸性気候、瀬戸内海気候、南西諸島気候などのように大きく区分して語られることが多かったですが、同じ気候区分でも季節風、地形や降水量、周辺の海流が異なったり、温暖化の影響もあり、気候区分の境界線引きがより複雑化しています。

 そこで本書は、極めて多種多様であるといえる日本の気候の特徴を都道府県ごとに解説しながら、こうした気候が、いかに各地の人々の生活や産業、文化の多様性を育んできたかを紹介しています。私たちの暮らしと気候の深い関係を知ることができる1冊です。


「日本気候百科」は丸善出版のHPでも紹介されています。こちらから。