日下先生の2冊目の著書、「見えない大気を見る」が、2016年11月29日に出版されました。


   

  【本の構成(目次より)】

  第1章 天気がよい日に空を見よう

  第2章 風を感じよう!

  第3章 雲のふしぎ

  第4章 雨のふしぎ 

  第5章 ヒートアイランド現象は、みんなの街でも!

  第6章 コンピューターで未来を予測

  第7章 見られなかった大気現象をあとから見る

  第8章 コンピュータシミュレーションでくらべてみる

  第9章 研究室から社会へ飛び出す


 


本書の特徴

くもん出版の児童書、ジュニアサイエンスシリーズの1冊として仲間入りしました。小学校高学年からを対象としているので、やさしい文章で書かれています。また、図や写真をたくさん使用しているため、とてもイメージしやすくなっています。

「なぜ、雲は落ちてこないのだろう?」、「将来の気候はどうなるのだろう?」というような、子どもの空の様子に対する「どうして?」の答えがこの1冊の中にあります。 身近な天気と気象のふしぎに、自分で行える実験や大学で実際に行っている研究を交えながら答えていきます。紹介している実験の中には、家庭にあるものを使って簡単に行える実験もあるので、夏休みの自由研究にも打ってつけです。

また、大学での研究の様子や研究成果を得るまでの取り組みの様子も紹介しています。「空気」と「水」と「太陽の光」によって生まれる、さまざまな大気の現象。そのふしぎを解き明かし、未来予測を目指す学問を気象学といいます。私たちの研究室では気象学の研究をしています。大学の研究と聞くと、難しそうなイメージを持つかもしれませんが、大学で何をやっているのかということは、なかなか知ることができるものではありません。どんなことを研究しているのかを知ってもらい、興味をもっていただきたいと思います。

他に知っているようで知らない天気予報の仕組みも解説しています。今まで何気なく見ていた天気予報も、背景を知ることで違った見方ができて楽しめるかもしれません。

本書は子どもはもちろん、大人でも十分に楽しめる一冊となっています。


夏休みの自由研究として

本書には子どもの夏休みの自由研究として使える実験がたくさん掲載されています。なかなか他の本では紹介されていない気象に関する実験なので、他の人と差をつけたい方はぜひチャレンジしてみてください!

本に掲載されている実験例(詳しい実験方法は本に書かれています)
・虹を作ろう・・・晴れたいいお天気の日にお庭で。
・夕陽を作ろう・・・夕陽と同じ現象が室内で。
・雲を作ろう・・・ペットボトルで雲が作れる!?
・雨を測ろう・・・雨の日に、雨はどのくらい降ったのか自分で降水量(〇〇mm)を調べてみよう。
・雨粒を作ろう・・・ザーザー降っている雨、しとしと降っている雨、そのときの雨粒の大きさってどのくらい?

この他にも、風を測ろう、海風を吹かそうなどの実験があります。


(文責:太田)

「見えない大気を見る」はくもん出版のHPでも紹介されています。こちらから。