A Polyethylene Chamber for Use in Physical Modelling of the Heat Exchange on Surfaces Exposed to a Radiation Regime.

  • Okada, M., M. Okada, and H. Kusaka, 2014: A Polyethylene Chamber for Use in Physical Modelling of the Heat Exchange on Surfaces Exposed to a Radiation Regime. Boundary-Layer Meteorology, 153(2), 305-325. 2014/06/12(謝辞: RECCA) .

夜間の放射冷却下の植生面の熱交換解析を目的に、新しい実験装置「ポリエチレンチャンバー」を開発した。このチャンバーの天井部には、短波放射・長波放射ともによく透すポリエチレンフィルムが使われている。ポリエチレンフィルムの放射特性により、チャンバー内に入れたサンプル表面は、野外と同程度の放射環境が作り出される。チャンバーの出入口の気温差とチャンバー内(またはサンプル)の表面温度、チャンバー上の正味放射量を計測することで、チャンバー内の熱収支の変化を調べることができる。テスト実験として、空のチャンバーと平らな紙を入れたチャンバーを晴天夜間の野外に設置して、両者の熱交換量を比較した。実験の結果、平らな紙を入れたことで、熱交換面積が増え、チャンバー内の対流熱伝達量が増加した。対流熱伝達の活発化によって、チャンバー内を通る空気はより冷却されることが示された。

PDF(Full Text)はこちらからダウンロードできます。

【関係する研究テーマ】都市気候>公園の緑地