天気図型別の日本全国霧発生頻度分布

  • 桑門 遼, 2013: 天気図型別の日本全国霧発生頻度分布 .

霧は時間スケールの短いイベントである.霧が発生する条件は気温,露点温度,風速・風向,相対湿度の時間変化に現れる.また,その観測記録からTardif(2007)のように発生した霧を大まかに分類することも可能である.しかしながら,霧はその多様性・地域性から定点観測の記録を指標として行うには局地性が高く,一般化することは難しい.また,定点観測での霧の把握は現地で発生したものに限るため,移流霧などの他所で発生した霧を視程計や目視観測以外の気象要素から示すことが出来ない. 定点観測における気象要素に対し,総観場の変化は広い範囲で影響している.時間変化による差異を捉えることは難しいため,霧の事例を総観場の変化だけで追うことはできない.しかし,霧が発生した日とその時の気圧配置の関係が分かれば霧の発生しそうな日を予測できると考えられる.