監視カメラ画像を利用した箱根の霧出現特性の調査

  • 広田 陸, 2013: 監視カメラ画像を利用した箱根の霧出現特性の調査 .

箱根は地形が複雑であるため、視程計や気象衛星といった主要な霧観測手法を利用することはできない。そこで本研究では、箱根山間部の直径10km程度の領域において、11台の監視カメラを利用し、空間的・時間的に密な霧観測を行った。
 その結果、霧発生日数や霧が発生しやすい時間帯は、地点によって大きく異なることが明らかになった。また、霧発生時の降水・風速・風向・冷却量といった気象要素の特徴も地点によって異なる傾向が示された。
 これらの結果は、わずか数kmしか離れていない場所であっても、様々な要因により、霧が発生しやすい気象条件が大きく異なること示すものである。