最高・最低気温偏差の季節性を利用した都市化に伴う気温上昇率の推定.

  • 日下博幸, 西森基貴, 安成哲三, 1998: 最高・最低気温偏差の季節性を利用した都市化に伴う気温上昇率の推定. 天気, 45, 369-378. 1998/05/31 (被引用回数:(web of science:0回 google scholar:11回)) .

日本の各都市における過去100年間の気温上昇率を調査した.さらには,気温変化の季節性に着目した主成分分析を行い,気温上昇率に対する都市化の影響と地球温暖化をはじめとする地球規模の気候変化の効果を分離した.その結果,日本においては都市化による気温上昇率の方が地球規模の気候変化に伴う気温上昇率よりも大きなことが明らかとなった.また,日本の多くの都市において都市化に伴う気温上昇は冬季の日最低気温に顕著にあらわれたのに対して,東京などの大都市では夏季の日最高気温にも明瞭に認められることがわかった.

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