降水に対する都市効果の検証‐アンサンブル予報の手法を用いた統計解析

  • 縄田 恵子, 2010: 降水に対する都市効果の検証‐アンサンブル予報の手法を用いた統計解析 .

都市がある場合、無い場合でWRFモデルを使用して降水に対する感度実験を行った。本研究では数値モデルの持つ不確実性を低減させるため、ある事例ではなく、8月を対象とした1ヶ月積分を2001~2008年まで8セット行った。さらに、異なる5つの境界値を用いたアンサンブル実験を行った。アンサンブル平均した都市あり実験の降水分布は個々のメンバーのそれよりも観測値に近くなった。また、都市あり実験の方が都市なし実験よりも都市域で降水量が多く計算された。さらに、都市効果を弱くした実験と強くした実験を実施したところ、都市効果が強くなるに従って降水へのインパクトも強化されることが確認できた。

卒論と修論を基にした論文がJ. Appl. Meteor. Clim.に掲載されることが決まりました(2014)。詳しくはこちら