WRFを用いた降水シミュレーション‐都市の降水へのインパクト調査‐

  • 縄田 恵子, 2008: WRFを用いた降水シミュレーション‐都市の降水へのインパクト調査‐ .

 首都圏で発生する降水と都市化の関係を統計解析で明らかにするため、WRFモデルを使用して、都市がある場合、無い場合の降水に対する感度実験を行った。都市の対流性降水のシミュレーションはカオス性が高く、初期値、境界条件、物理モデルの変更が鋭敏にシミュレーション結果に影響してしまうため、信頼性に欠けるとされている。そこで本研究では、信頼性を低くしている原因を緩和させるべく、気候実験として2001~2007年の8月を対象とする感度実験を行った。その結果、都市効果が都市域の降水量を明らかに増加させる傾向が確認できた。