Welcome to Jun's CAFE 群馬県の銘山・赤城山と,その麓に広がる中核都市・前橋市をイメージしたものです。
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研究テーマ

僕の研究テーマは,大別すれば下記の3つになると思います。
オーストラリア大都市圏に関する研究
   『変貌する現代オーストラリアの都市社会』筑波大学出版会(2018年3月)が刊行されました。

土地利用変化および都市化プロセスの分析
   『土地利用変化のメカニズム』古今書院(2009年3月)が刊行されました。
   『Urban Geography of Post Growth Society』東北大学出版会(2015年3月)が刊行されました。

地理情報システム(GIS)の応用に関する研究

地理とはそもそも「地」の「理(ことわり)」ということですから,地球上(とくに地表面)でみられる様々な現象のメカニズムを考えることを意味します。ちょっと固い表現でしたが,何も難しく考える必要はありません。簡単に言えば,「地図を使って考える」ということです。

2019年4月〜
Key Words:「アジアリンク」「産業多様化」「高級食材」「オーストラリア」「離島」

2019年4月からは,下記のような予算が加わりました。オーストラリア研究もますます多様化しそうです。
2002年の科研採択を契機に着手したオーストラリア研究も,17年以上が経過しました。このプロジェクトの終了時には,前回の科研プロジェクトと同様に,書籍としてまとめられるような研究を目指したいと思っています!

  年度 研究課題名 詳細
代表 2019-2022年度 アジアリンクの拡大からみた現代オーストラリアの産業多様化 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(一般)(代表者:堤 純,No.19H01379)
分担 2019-2021年度 離島地域における住民の資源化に伴う観光地域社会の創出に関する地理学的研究 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(代表者:松井圭介,No.19H04379)

2013年4月〜
Key Words:「オーストラリア」「先住民」「文化的価値」「観光」「WebGIS」「世界遺産」

2013年4月からは,下記のような予算が加わりました。オーストラリア研究も,それまでの個人研究から,チームを率いてのプロジェクト研究に衣替えしました。
とくに,オーストラリア大都市圏に関する研究は,エスニックセグリゲーションに着目して,詳細な国勢調査結果とGISを組み合わせて「地図で証明する」タイプの研究を強力に進めました。「地理学者が行う地域研究は,こんな感じだ」という一つのプロトタイプが示せたでしょうか。研究成果は,この書籍にまとめました。
   『変貌する現代オーストラリアの都市社会』筑波大学出版会(2018年3月)。

  年度 研究課題名 詳細
代表 2013-2016年度 WebGISを用いた先住民族の土地資源管理と観光開発の調整に関する研究 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)(一般)(代表者:堤 純,No.25501001)
分担 2015-2018年度 世界遺産の創造と場所の商品化に関わる理論的・実証的研究 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(A)(代表者:松井圭介,No.15H01859)
分担 2013-2015年度 ユビキタスGISとAR技術に基づく地理・環境・防災教育の深化 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(代表者:伊藤 悟,No.25284163)

2012年4月〜
Key Words:「オーストラリア」「ネオ・リベラリズム」「多文化社会」「エスニック」

2012年4月からは,下記のような予算をいただき,研究を進めています。
2013年のIGU Regional Conference in Kyotoの開催と関連して,日本の都市地理学の再構築に向けた研究にも微力を尽くしたいと思っています。

  年度 研究課題名 詳細
代表 2012-2015年度 ネオ・リベラリズムの進展とアジア化するオーストラリア社会に関する人文地理学的研究 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(海外学術)(代表者:堤 純,No.24401036)
分担 2012-2015年度 持続可能な都市空間の形成に向けた都市地理学の再構築 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(A)(代表者:日野正輝,No.24242034)

2009年4月〜2012年3月
Key Words:「オーストラリア」「ジェントリフィケーション」「コンドミニアム」

近年は,下記のような予算をいただき,研究を進めています。
ありがたいことに,オーストラリアを調べる「軍資金」になる科学研究費の交付を受け,ますますオーストラリア研究を進めたいと思います。      
2009年3月〜9月は,愛媛大学在外研究にて,再びモナーシュ大学(Centre for GIS)に滞在しました。これまでの滞在としては最長になる約半年の現地滞在を終え,ますますオーストラリアにのめり込んでいます。
さらに,GISの教育利用(大学だけでなく,とくに中学や高校での利用促進を考えています)にも関わりました。

  年度 研究課題名 詳細
分担 2011-2013年度 現代スペインにおける巡礼の興隆と観光のダイナミズムに関する人文地理学的研究 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(海外学術)(代表者:松井圭介,No. 23401037)
代表 2009-2011年度 コンド・ブームの進展とジェントリフィケーションの多様化に関する研究 日本学術振興会科学研究費補助金若手研究(B)(代表者:堤 純,No.21720301)
分担 2009-2011年度 都市圏の構造変化メカニズムと多核的都市整備に関する学際的研究 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(代表者:藤井 正,No.21320157)

2005年3月〜2009年3月 (モナーシュ大学客員研究員を含む)
Key Words:「オーストラリア」「メルボルン」「教育GIS」「豪日姉妹都市」

ありがたいことに,「オーストラリアを調べる」と銘打った科学研究費の交付を受け,ますますオーストラリア研究に没頭しています。2008年8月〜9月は,メルボルン郊外のモナーシュ大学と豪日交流基金から研究助成を受けて,豪日間の姉妹都市に関する調査を始めました。
GISの教育利用(大学だけでなく,とくに中学や高校での利用促進を考えています)や,海外のリバブル・シティの研究にも関わりました。

  年度 研究課題名 詳細
代表 2008年度 Sister-city relationships with Japan in Victoria. Tri-Centre Short-Term Australian Studies Research Fellowships, Monash University(モナーシュ大学・豪日交流基金研究助成プロジェクト)
代表 2006-2008年度 オーストラリアにおけるアジア系留学生の急増と都市グローバル化へのインパクト 日本学術振興会科学研究費補助金若手研究(B)(代表者:堤 純,No.18720229)
分担 2004〜2007年度 学校教育・社会教育における地理情報システムの利用に関する研究(2006,2007年度のみ追加メンバーとして参加) 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)(1)(代表者:伊藤 悟)
分担 2006-2008年度 我が国におけるリバブル・シティ形成のための市街地再整備に関する地理学的研究 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)(1)(代表者:山下博樹)

2005年3月〜同6月 メルボルン大学客員研究員
Key Words:「海外研究」

文部科学省「海外先進教育研究実践支援プログラム」の一環として「地域づくり人材教育プログラムの研究開発」のためにオーストラリア・メルボルン大学の客員研究員として派遣されました。それまで,科学研究費をベースに2002年以降にフィールドにしていたメルボルンに,3ヶ月の短期とはいえ生活したことで,グッと多文化国家の都市社会地理学に大いに興味が増し,それ以降の研究に大きく影響することになりました。
大学院時代からこの時まで,細かいデータをもとにGISで「ミクロ」な研究を主としてきたワタシが,国勢調査データを使って「大都市圏構造」に目を向けるなんて,渡豪前は想像もしていませんでした。

2002年4月〜2005年2月
Key Words:「GISの応用」「札幌」「歴史GIS(城下町絵図)」

この時代には,下記のような予算をいただき,研究を進めてきました。
GISを応用した各種研究にますますのめり込みました。地元愛媛の企業と産学共同研究を進めたり,松山市との受託研究に積極的にGISを利活用しました。環境情報,歴史情報,そして人文・社会・経済的な情報をGISに乗せる様々な取り組みに関わっています。
なお,自分自身の地理学専門の研究としては札幌都心部のオフィスビルの立地状況の分析結果を論文としてまとめることや,オーストラリア大都市圏(とくにメルボルン)の研究に着手しました。

  年度 研究課題名 詳細
代表 2004〜2007年度 GIS(地理情報システム)を用いた歴史地理資料のデータベース化−WebGISを用いた城下町の歴史地理情報の公開に関する研究−

松山市受託研究(代表者:堤 純)
研究成果ページ(城下町絵図とGoogle Maps)

分担 2004〜2006年度 社会経済構造の転換と21世紀の都市圏ビジョン−欧米のコンパクト・シティ政策と日本の都市圏構造− 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(A)(1)(代表者:藤井 正,No.16202022)
代表 2002-2004年度 プロパティ・マネジメントからみた都市再生に関する実証的研究 日本学術振興会科学研究費補助金若手研究(B)(代表者:堤 純,No.14780047)
分担 2004年度 IGU「明日の都市をモニタリングする」国際会議の運営方法の検討 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)(1)(代表者:村山祐司,No.16630015)
代表 2004年度 地理情報システム(GIS)によるデジタル地図データベースの構築と各種情報のWeb公開に関する試験的研究 愛媛大学(産学)共同研究(代表者:堤 純,(株)アイクコーポレーション,(有)アービンズ,(株)四国テクニカ,(株)スモールサット,(株)日本エイジェント)
代表 2003年度 地理情報システム(GIS)による不動産情報データベースの空間的解析に関する試験的研究 愛媛大学(産学)共同研究(代表者:堤 純,(株)日本エイジェント)
分担 2003年度 国際地理学連合「明日の都市をモニタリングする」国際会議の開催 日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(C)(1)(代表者:村山祐司,No.15632005)

2000年6月〜2002年3月
Key Words:「GIS」「札幌」

愛媛に赴任してからは,まずは当時急速に普及し始めたパソコン版GISに着目し,大学教育へのGISの積極的な活用に深く関わるようになりました。GIS利用の事例として,松山市の都心部を対象にした,商店経営主の職住分離の状況と中心市街地の活性化との関連を分析しました。

1996年4月〜2000年5月 北海道大学在職中
Key Words:「土地利用研究」「地方都市」

北海道大学文学部助手時代には,下記のような予算をいただき,研究を進めてきました。
中規模都市(前橋市や長野市等)の都心部を対象に,土地利用変化のメカニズムの解明を意図する研究に取り組みました。これらの研究と大学院時代に作成した修士論文とを合わせて博士論文では,GISを用いて,マクロ・ミクロ双方の土地利用の分析視点を整合させる方法を考察しました。

  年度 研究課題名 詳細
代表 1998ー1999年度 個人・法人の意思決定からみた土地利用変化のメカニズムに関する研究 文部省科学研究費奨励研究(A)(代表者:堤 純,No.10780076)
代表 1998年度 ビデオカメラによる土地利用分析手法の開発 GISによる定量分析 (財)北海道科学・産業技術振興財団科学研究補助金(個人)(代表者:堤 純)
分担 1996年度 GISを用いた地域開発に関する環境評価システムの構築−十勝平野を事例として− (財)昭和シェル石油環境研究助成(代表者:羽田野正隆)

1992年4月〜1996年4月 筑波大学大学院在学中
Key Words:「土地利用」「前橋」

大学院生時代は,土地利用変化を含めた広い意味での都市化を分析することと,および地方都市における商業機能の集積状況に関する調査に取り組んできました。これに並行して,土地所有データや不動産取引に関するデータの活用法を模索しました。

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