霞ヶ浦巡検2005


日時:2005年11月27日〜11月30日
場所:茨城県霞ヶ浦(西湖)およびその主要流入河川
引率教員:田中教授,福島教授,浅沼助教授,飯田準研究員,藪崎研究機関研究員
現地協力:霞ヶ浦河川事務所




茨城県内には日本で2番目の湖沼面積を有する霞ヶ浦(西湖)が存在する.霞ヶ浦とその主要流入河川の簡易水質調査,主要河川の流量観測を行い,霞ヶ浦の水質の成り立ちについて基礎を学んだ.



!! 浅沼 順助教授によるより詳細な内容はこちら





今回の巡検では,霞ヶ浦の主要流入9河川について流量観測・簡易水質調査を行った.
9河川の内訳は,北から梶無川,園部川,恋瀬川(以上浅沼先生の班が担当),
菱木川,一ノ瀬川,桜川(以上,田中先生の班),
花室川,清明川,小野川(以上,福島先生の班)である.

この写真は桜川での様子.桜川は比較的大きい河川であるため,橋の上から流量観測および水質調査を行った.





9河川および霞ヶ浦内の3地点において水温,電気伝導度,pH,パックテストによるCOD,硝酸,全窒素濃度の測定を行った.
この写真は,パックテストを実施している様子である





河川の流量観測.小規模な河川は胴長を履いて河川に入り,水深と流速を測定する.





京成マリーナのホワイト・アイリス号を借りて霞ヶ浦の水質調査を行った.
掛馬,湖心,麻生の3地点において,河川で行った水質調査と同様のことを行うとともに,
底泥の採取方法,透明度の測定方法についても学んだ.





霞ヶ浦河川事務所の職員の方々にご協力を頂き,現場で実際に調査を行っておられる方々からホットな話題を提供していただいた.
また,河川事務所内の施設を見学させていただき,災害時の各種警報発令体制やそのために用いるデータ網などを詳しく説明いただいた.
特に,対策本部室にはすべてのデータが一目で把握できる設備が整っており,貴重な体験することができた.



以上の写真提供:飯田氏@準研


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